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   夢のスケッチブック  ~ イギリスから ~

   イギリス在住の写真家<狩野けいぞう>の 写真詩(フォトポエム)とフォトエッセイ
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ロンドン塔は、塔なのか----ロンドン



Tower of London viewed from the opposite bank, London (August 2019)



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 日本語で「塔」というと、高くそびえる建築物を想像する。ロンドン塔にはそんなものはないのに、なぜ塔と呼ばれるのだろうか。実は英語のタワー(Tower)には、「塔のある砦、要塞」さらには「塔状の牢獄」という意味まであるらしい。ロンドン塔の正式名称は 「女王陛下の宮殿であり要塞」(Her Majesty’s Royal Palace and Fortress) と言い、ちゃんと「要塞」(Fortress)という言葉が入っている。

 1066年にイングランドを征服したウィリアムI世が、ローマ時代から続く要衝であるこの地に、堅固な要塞の建設を命じた。写真中央のホワイトタワーと呼ばれる本丸がそれで、現在は様々な武具などを展示する博物館になっている。色は白くないのだが、以前は外装が白だった時代もあったらしい。このホワイトタワーが、ロンドン塔 (Tower of London) という名の由来なのだろうか。

 その後、何世紀にも渡って拡張され、二重の城壁や今は水のない堀などが造られていったが、実はこの二重の城壁には、タワーという名の小さな塔がいくつもある。観光客用の南西の入り口はミドルタワーであり、バイワードタワーを通って中に入ると、有名なブラディタワーを初めとするいくつものタワーがある。これもまた、ロンドン塔という名の由来に関係しているのだろうか。

     テムズ川の向こうに、光に照らされて
     次第に浮かび上がる、ロンドン塔
     荘厳なホワイトタワーと、城壁と塔
     それは水に浮かぶ要塞----夢のように



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[ 2020年10月28日 11:44 ] カテゴリ:フォトエッセイ | TB(-) | CM(-)
プロフィール

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Author:FC2USER263362RHI
<狩野けいぞう> 

長野県に生まれる。
早稲田大学第一文学部に在学中から、詩作を始める。

1983年に渡英して写真を撮り始め、1995年から日本の有名フォトエージェンシーに、イギリスの写真を送り続けている。 その作品は日本の有名企業の広告やカレンダー、出版などに使われ、海外でも扱われている。

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<著書>

『ぽえてぃっく ブリテン』 写真詩集シリーズの8冊が、アマゾンジャパンから電子出版されています。憧れのイギリスの、美しい写真と詩を、ゆっくりとお楽しみ下さい。

<1> 「ロンドン—季節の夢」
<2> 「ロンドン--季節の夢 Vol.2」
<3> 「ロンドン--夕暮れの夢」
<4> 「カントリーサイドの夢」
<5> 「丘と野に見る夢」
<6> 「山と湖に見る夢」
<7> 「海辺に見る夢」
<8> 「見つけた夢」

お住いの国のアマゾンで、< keizo kano > で検索してください。
 
アマゾンジャパン ( amazon.co.jp )では、一冊99円で購入いただけます。
英国のアマゾン ( amazon.co.uk )では、一冊 77〜99ペンスくらいです。

いずれも Kindle Unlimited をご利用の方は、無料です。

(アマゾンの私のページへは、このコラムの下の方にあるリンクをご利用ください)

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<端末と Kindle アプリ>

Google Play / App Store や Amazon のサイトから Kindleアプリ(無料)をダウンロードすれば、どのパソコン・スマホ・タブレットでも御覧になれます。少し大きめのタブレットで、タテ位置で御覧いただくのがベストだと思います。

作品は全てカラー写真です。残念ながらアマゾンKindle端末では色が出ませんが、アマゾンFire タブレットなら大丈夫です。

また、一度だけ購入いただけば、同じアカウントの全ての端末機器で御覧になれます。

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<写真詩についての私の考え方>

下記の「カテゴリー」の「お知らせ」のリンクから御覧ください。

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